月想夜 - 神威がくぽ
ああ、あなたにいま 闻えるよおに
鸣(な)りひびかせる下弦(かげん)の月
报(むく)われぬと知(し)りながば 奏(かな)でつつける
ああ、あなたにいま 闻えるよおに
鸣(な)りひびかせる下弦(かげん)の月
また あの时のよおに 笑(わら)ってくれますか
吹(ふ)き渡(わた)る この风の音(おと)が 私の身(み)に集(つと)い
さえきった 夜のく空气(うき)が 下界(げかい)を黒(くろ)くする
一本(いっぽん)の しろ笛(ふえ)を构(かま)え 私は息(いき)を吐(つ/あ)く
澄(す)みきった 夜のく空气(うき)を その音(ね)は青(あお)く染(そ)める
あの夜の 幻消えづ 梦见てるばかり
ああ、あなたにいま 闻えるよおに
なりひびかせる 下弦(かげん)の月
报(むく)われぬと知(し)りながば 奏(かな)でつつける
眩(くら)むほど 辉く影(かげ)に 人知(ひとし)れづ泪落(お)おつ
澄(す)みきった 夜のく空气(うき)が 私の頬(ほお)を抚(な)でる
もう会(か)えぬ その姿(すがた)を 梦见てるばかり
ああ、あなたにいま 届(とど)いてますか
鸣(な)りひびかせる下弦(かげん)の月
あの夜の衣(きぬ)を想(おも)い 奏(かな)でつつける
ああ、あなたはいま としてますか
黙(だま)り続(つづ)ける あまよの月
想(おも)いが枷(かせ)になるならば 忘(わす)れましょうか
ああ、あなたはいま そこに居(い)ますか
黙(だま)り続(つづ)ける あまよの月
また会(あ)えるのだと信(しん)じる この月想夜(げすよ)