本日ゼロサムオンラインにて、『WILD ADAPTER』Dice43-コミックス未収录分リメイク版-40ページが掲载となりました。第七章の1话目です。全原稿を手直し、うち半分以上はイチから描き直ししてありますが、细部以外ほぼ内容はそのままにリメイクしております。阅覧环境にある方は、前回の42话ともども是非见てやって下さい。宜しくお愿い致します。→コチラから。(携帯・iPad等からの阅覧は出来ないようです)
次回Dice44の掲载は3月25日更新となります。その时までには、オンラインの続きとなる新作掲载の告知も出ている筈ですので、どうぞのんびり见守ってやって下さい。
因みに执行部の新装版の告知は来月出る筈です。お待たせして申し訳ない…!
以下、今回のリメイク版についての経纬说明を畳んでおきます。
お嫌でなければチラとお目通し下さい。
ちょっと昔话をします。
20年近く前、角川で漫画家デビューした时に付いた担当さんが徳间书店に移る事となり、まだライトBL雑志だった旧掲载志で长年描かせて顶いておりました。当时は「银英伝」などBL以外の漫画も多数掲载されていました。时が移り、雑志の方向性が完全なBL志に移行してからというもの、自分の描いてきた物とおかれた环境とのせめぎ合いとなりました。
决して「BL」そのものを疎んでいるわけでもなく、ただ『WILD ADAPTER』という「BLのようでBLでないちょっとBLぽい漫画」の方向性を、途中から「正しいBL」にシフトチェンジできなかったという、私の柔软性の无さによる踬きです。
WAの6巻を描くにあたり、「そろそろ美形くらい出してみてはどうか」という编集部からの指导の元、治と龙之介を投入したら1册でリタイアしてしまいました←
そして7巻目の章に入るにあたり、「そろそろちゃんとホモくらい出してみてはry」……考えに考えた末、ゲストキャラが「ジジイと犬とゲイ」というカオス状态でスタートする事となりました。それが今回のDice43です。
执笔当时、自分でも「果たしてこれでいいのか」との迷いが吹っ切れておらず、ついでにゲイを描いたら描いたで「イヤこういうのじゃなくて…」とドン引かれる始末で(长年连れ添った担当さんは「峰ちゃんらしいや〜」とケラケラ笑って下さいましたが)、迷いから作画が相当荒れていた…というか絵が完全に死んでおり、「読者さんに対してこんな不诚実な物を出して申し訳ない」という思いで身动きが取れなくなりました。…自分の対応能力の无さは本当に、プロ失格だと思います(失格なのは対応能力だけじゃないがな)。本当に申し訳ない事をしました。
なので今回、イチから内容を変えて7章を描くべきかどうか凄く悩んだのですが、掲载済みの内容(※リメイク版では次回掲载分)で既に重大なキーポイントまで描いてしまっている事、そして「自分がこの章で伝えたい事は、自分の中で间违えていない事」を再确认した上で、あえて内容はそのままにリメイクさせて顶く事にしました。
…一番の问题は、ゼロサムはBL雑志ではないので、ハッキリとゲイが出て来る话が移籍一本目にブチ当たってしまう事への悬念でした。読者さんによっては不快感を抱かれる事でしょう。一迅社担当の杉野氏・小柳氏に相谈したところ「峰仓さんが、何かを表现する为に必要なファクターだと思えるのなら、それが何でも问题ないですよ」とのご理解あるお言叶を顶きました。本当に、感谢してもしきれません。
そんなワケで、
今すべての迷いを断ち切って、WILD ADAPTERを再スタートさせて顶きます。
今まで通り描きたいように描かせて顶きます。
芯は曲げずに贯き通します。
それが、これまで読んできて下さった皆様への诚意だと信じています。
因みに次回からが本展开なので何卒再来月も宜しくお愿い致します。
……いや间违えた。
再来月とは言わず今后とも何卒、お付き合い宜しくお愿い致します(汗)。
次回Dice44の掲载は3月25日更新となります。その时までには、オンラインの続きとなる新作掲载の告知も出ている筈ですので、どうぞのんびり见守ってやって下さい。
因みに执行部の新装版の告知は来月出る筈です。お待たせして申し訳ない…!
以下、今回のリメイク版についての経纬说明を畳んでおきます。
お嫌でなければチラとお目通し下さい。
ちょっと昔话をします。
20年近く前、角川で漫画家デビューした时に付いた担当さんが徳间书店に移る事となり、まだライトBL雑志だった旧掲载志で长年描かせて顶いておりました。当时は「银英伝」などBL以外の漫画も多数掲载されていました。时が移り、雑志の方向性が完全なBL志に移行してからというもの、自分の描いてきた物とおかれた环境とのせめぎ合いとなりました。
决して「BL」そのものを疎んでいるわけでもなく、ただ『WILD ADAPTER』という「BLのようでBLでないちょっとBLぽい漫画」の方向性を、途中から「正しいBL」にシフトチェンジできなかったという、私の柔软性の无さによる踬きです。
WAの6巻を描くにあたり、「そろそろ美形くらい出してみてはどうか」という编集部からの指导の元、治と龙之介を投入したら1册でリタイアしてしまいました←
そして7巻目の章に入るにあたり、「そろそろちゃんとホモくらい出してみてはry」……考えに考えた末、ゲストキャラが「ジジイと犬とゲイ」というカオス状态でスタートする事となりました。それが今回のDice43です。
执笔当时、自分でも「果たしてこれでいいのか」との迷いが吹っ切れておらず、ついでにゲイを描いたら描いたで「イヤこういうのじゃなくて…」とドン引かれる始末で(长年连れ添った担当さんは「峰ちゃんらしいや〜」とケラケラ笑って下さいましたが)、迷いから作画が相当荒れていた…というか絵が完全に死んでおり、「読者さんに対してこんな不诚実な物を出して申し訳ない」という思いで身动きが取れなくなりました。…自分の対応能力の无さは本当に、プロ失格だと思います(失格なのは対応能力だけじゃないがな)。本当に申し訳ない事をしました。
なので今回、イチから内容を変えて7章を描くべきかどうか凄く悩んだのですが、掲载済みの内容(※リメイク版では次回掲载分)で既に重大なキーポイントまで描いてしまっている事、そして「自分がこの章で伝えたい事は、自分の中で间违えていない事」を再确认した上で、あえて内容はそのままにリメイクさせて顶く事にしました。
…一番の问题は、ゼロサムはBL雑志ではないので、ハッキリとゲイが出て来る话が移籍一本目にブチ当たってしまう事への悬念でした。読者さんによっては不快感を抱かれる事でしょう。一迅社担当の杉野氏・小柳氏に相谈したところ「峰仓さんが、何かを表现する为に必要なファクターだと思えるのなら、それが何でも问题ないですよ」とのご理解あるお言叶を顶きました。本当に、感谢してもしきれません。
そんなワケで、
今すべての迷いを断ち切って、WILD ADAPTERを再スタートさせて顶きます。
今まで通り描きたいように描かせて顶きます。
芯は曲げずに贯き通します。
それが、これまで読んできて下さった皆様への诚意だと信じています。
因みに次回からが本展开なので何卒再来月も宜しくお愿い致します。
……いや间违えた。
再来月とは言わず今后とも何卒、お付き合い宜しくお愿い致します(汗)。