时々。
むしょうにアルフレートを贬めたくなるときがある。
その身を暴いて乱れさせても、それがいっときだけのことだと知ってしまったからかもしれない。朝になればアルフレートは穏やかな颜で司祭服を身にまとうし、それを止める术もない。この、しろくて甘い躰が自分だけのものなのだと知っていても、确认しなければ気がすまなかった。
「あ……」
ひろげさせた脚の、汗に濡れた内腿に舌を这わせる。
人目を知らぬ薄い皮肤は敏感で、アルフレートが身を捩るたび、いくつもくちづけの花が散った。明日からしばらくの间、残るだろう。着替えるたびにこの无远虑なキスマークはアルフレートの目に入る。
羞耻に赤くなるか。嫌悪に身を硬くするか。
どちらにしても、それを想像するのは愉しかった。
「ルドルフ様……」
恳愿するような、切羽诘まった响きにうながされて、殊更にゆっくりと颜を上げる。
アルフレートの瞳はすがりつく色をして、苦しいのかあえぐくちびるが凄艶だった。
诱われて、身を起こしてキスをする。乾いた唇を舌先で辿り、濡らしてやると抱きこんだ躰がビクビクと震えた。
まだ、快楽のふちにある肢体は、どこもかしこも神経がむきだしになったように敏感だ。
ほしい、と一言くちにすれば许されることをわかっていて、それでもアルフレートはぎりぎりまで我慢しようとする。
そんな时のアルフレートは瞳も、唇も、爪の先まで煽情的で诱惑のすべを知る娼妇たちよりもよほどルドルフをかきたてた。
いつも、いつだって诱惑されているような気がする。
気が向いて、体を起こしてベッドサイドの水差しから水を汲む。ガラスの器は指に冷たく、含んだ水もまた、喉に冷ややかだ。自分がどんなに热くなっているのか思い知らされる。意识を乖离させて、もうひとくち水を含む。身をかがめて、アルフレートの唇に流しこんだ。
「……っく…っ……」
むしょうにアルフレートを贬めたくなるときがある。
その身を暴いて乱れさせても、それがいっときだけのことだと知ってしまったからかもしれない。朝になればアルフレートは穏やかな颜で司祭服を身にまとうし、それを止める术もない。この、しろくて甘い躰が自分だけのものなのだと知っていても、确认しなければ気がすまなかった。
「あ……」
ひろげさせた脚の、汗に濡れた内腿に舌を这わせる。
人目を知らぬ薄い皮肤は敏感で、アルフレートが身を捩るたび、いくつもくちづけの花が散った。明日からしばらくの间、残るだろう。着替えるたびにこの无远虑なキスマークはアルフレートの目に入る。
羞耻に赤くなるか。嫌悪に身を硬くするか。
どちらにしても、それを想像するのは愉しかった。
「ルドルフ様……」
恳愿するような、切羽诘まった响きにうながされて、殊更にゆっくりと颜を上げる。
アルフレートの瞳はすがりつく色をして、苦しいのかあえぐくちびるが凄艶だった。
诱われて、身を起こしてキスをする。乾いた唇を舌先で辿り、濡らしてやると抱きこんだ躰がビクビクと震えた。
まだ、快楽のふちにある肢体は、どこもかしこも神経がむきだしになったように敏感だ。
ほしい、と一言くちにすれば许されることをわかっていて、それでもアルフレートはぎりぎりまで我慢しようとする。
そんな时のアルフレートは瞳も、唇も、爪の先まで煽情的で诱惑のすべを知る娼妇たちよりもよほどルドルフをかきたてた。
いつも、いつだって诱惑されているような気がする。
気が向いて、体を起こしてベッドサイドの水差しから水を汲む。ガラスの器は指に冷たく、含んだ水もまた、喉に冷ややかだ。自分がどんなに热くなっているのか思い知らされる。意识を乖离させて、もうひとくち水を含む。身をかがめて、アルフレートの唇に流しこんだ。
「……っく…っ……」