そんな2人にも変化が訪れる。
陸は、高校に入ってすっかりプレイボーイに。モテるのはともかく、誰にでもヘラヘラして、調子良すぎじゃない!?
ある日愛音は、陸が誰かとキスをしているのを目撃してしまう。
彼女がはじめて見た、陸の「男の顔」だ。
男女の幼なじみの関係をテーマに、高校生の恋と性のもつれていく様子が描かれる。
それぞれのモノローグで話が進み、起きている出来事を多角的に表現する。
一話は、幼なじみだったはずの陸を見つめる愛音。
二話は、愛音以外の人を一切好きになれない香魚。
三話は、女子たちの姿をろくに見ていない抜け殻の陸。
四話まできて、3人はもう戻れないところまで来てしまったことに、気付かされる。
みんななにかしら、嘘つき。でも正しければ大切なものは守れるの？
友人に、好きな人に、自分に。みんなどこかで嘘を付いている。
本人たちは、もうどれが真実なのか、わからない。
真実を見つけたら幸せになれるとは、限らない。
次第にみんな、行動がやけくそになりはじめる。
心の抜けた少年が、何もかもを狂わせる
唯一の男性キャラ、陸の行動のモヤモヤ感が尋常じゃない。
彼自身は、愛音のことしか見ていない。
愛音の気を惹くために、嫉妬させるために、香魚を利用してその身体をまさぐる。
「今日はこのまま、触るだけじゃなくて最後までさせてよ」とまで言う。
彼は遊び人の少女・りなとも肉体関係を持っている。
言い寄ってくる女子たちには全員に笑顔をふりまく。甘い声をかける。
何もかもが、愛音とうまくいかないことの憂さ晴らし。
「あー人生やり直してえ」
愛音の「私と陸は、一生、幼馴染だよ」の言葉がずっと彼を縛り付ける。
「幼馴染」と言われ、心はすっかり振り回される
一番大切な人に振り向いてもらえない。彼の苦しみがわからないわけじゃない。
しかし、この作品の一連のもつれは、彼が元凶。やぶれかぶれになって、問題を大きくしている。
陸が愛音にちゃんと告白し、他の女の子と距離をおければ問題ないのに、それをしなかった。
「うるさい馬鹿　こっちはお前に振り回されて　もうめちゃくちゃなんだよ」と陸はモノローグで語る。
それを口にすればいいだけなのに。
愛音も香魚も、陸に振り回されて、めちゃくちゃなのだ。
ただ、それでお互いを断罪できるほど、割り切れるほど、大人じゃない。
現時点での陸の、潔いくらいに自分勝手な行動には、ぎょっとさせられる。
一途な女子2人の思い。どうしようもない陸の行動。心理描写とモノローグを多用し、少女漫画的技法で描かれている。
一方、事件がポンポン起きて、キャラクターがぐいぐい動く様子や、りなの「どんな男だって浮気するよ」というドライな感覚は、第三者視点の少年漫画的。
このハイブリット加減が、不安定感・酩酊感を出している。視点と価値観がシャッフルされ、読んでいて何が正しいかわからなくなる。
恋と身体が一致しないから、傷が生まれる
心の動きと、身体の行動がどんどんチグハグになっていく。
キャラクターの性に対しての価値観が、非常に軽い。
愛音はキスだけでも苦しむが、陸は複数の好きでもない女性と寝る。
香魚は陸に対し、お互いの嘘の共存のために身体を触れ合うことを許す。
みんな、自分を大切にしていない。
一斉に行われる、自傷行為だ。
１巻ラストで、3人の関係が、決定的にこじれて崩れていく様子が見えてくる。
『青春、失格。』は、日本文芸社のWEBコミックサイト「ゴラクエッグ」に連載の場を移し、単行本のつづきは12月中に配信予定とのこと。
今後どこまで淀んでいくのか。
救われてほしいとは思う。
それ以上に、全員が手に負えないほど傷を負うのが見てみたいとも、思う。
求翻译

暖，俺是日語渣

そんな2人にも変化が訪れる。
对于这两个人来说变化也到来了。
陸は、高校に入ってすっかりプレイボーイに。モテるのはともかく、誰にでもヘラヘラして、調子良すぎじゃない!?
陆在进入高中后完全变成了一个轻佻爱玩的男孩（play boy）。受欢迎这点先不说，对谁都很轻佻（嘿嘿笑），也太得意忘形了吧（自我感觉良好）！？
ある日愛音は、陸が誰かとキスをしているのを目撃してしまう。
某一天爱音看到了陆和某个人亲吻。
彼女がはじめて見た、陸の「男の顔」だ。
她是第一次看到陆像男人一样的表情。
男女の幼なじみの関係をテーマに、高校生の恋と性のもつれていく様子が描かれる。
以男女之间的幼驯染的关系为主题、描绘了高中生的恋爱和性爱纠结的姿态。
それぞれのモノローグで話が進み、起きている出来事を多角的に表現する。
根据每个人自己的独角戏（独白）故事进行着，把发生的事情用不同角度表现出来。
一話は、幼なじみだったはずの陸を見つめる愛音。
第一话是注视着本应是幼驯染的陆的爱音。
二話は、愛音以外の人を一切好きになれない香魚。
第二话是无法喜欢上除了爱音之外的一切人的香鱼。
三話は、女子たちの姿をろくに見ていない抜け殻の陸。
第三话是并没有认真注视着女孩子们的身姿的如同失去灵魂的空壳的陆。
四話まできて、3人はもう戻れないところまで来てしまったことに、気付かされる。
到了第四话为止，三个人意识到他们已经到了无法挽回的境地了。
みんななにかしら、嘘つき。でも正しければ大切なものは守れるの？
大家是什么呢、骗子。但是变的正确的话能保护好重要的东西吗？
友人に、好きな人に、自分に。みんなどこかで嘘を付いている。
对朋友，对喜欢的人，对自己，大家总有某些地方说过谎。
本人たちは、もうどれが真実なのか、わからない。
他们自身已经不知道哪个是真实的了。
真実を見つけたら幸せになれるとは、限らない。
认识到了真实并不一定会变得幸福。
次第にみんな、行動がやけくそになりはじめる。
大家的行为都逐渐变的自暴自弃了。
心の抜けた少年が、何もかもを狂わせる
失去了心灵的少年想把一切都变的疯狂。
唯一の男性キャラ、陸の行動のモヤモヤ感が尋常じゃない。
唯一的男性角色，陆的行为的朦胧感并不寻常。
彼自身は、愛音のことしか見ていない。
他自身只能看到爱音的事情（他只注视着爱音一个人）
愛音の気を惹くために、嫉妬させるために、香魚を利用してその身体をまさぐる。
为了吸引爱音的注意力，为了让爱音嫉妒，利用了香鱼玩弄了她的身体。
「今日はこのまま、触るだけじゃなくて最後までさせてよ」とまで言う。
“今天就这样，不只是抚摸让我做到最后吧。”这么说着。
彼は遊び人の少女・りなとも肉体関係を持っている。
他和爱玩的少女里奈也保持着肉体上的关系。
言い寄ってくる女子たちには全員に笑顔をふりまく。甘い声をかける。
对于求爱的所有女孩子都笑脸相对，说着甜蜜的话。
何もかもが、愛音とうまくいかないことの憂さ晴らし。
所有的一切都是因为和爱音的关系不能顺利的消遣解闷。
「あー人生やり直してえ」
“像那样一个人生长改正”
愛音の「私と陸は、一生、幼馴染だよ」の言葉がずっと彼を縛り付ける。
爱音的那句“我的陆一生都是幼驯染”的话语一直束缚着陆。
「幼馴染」と言われ、心はすっかり振り回される
被说成“幼驯染”，心灵被完全掌控折腾（玩弄于鼓掌）
一番大切な人に振り向いてもらえない。彼の苦しみがわからないわけじゃない。
不被最重视的人所眷顾，他的痛苦也并不是无法理解。
しかし、この作品の一連のもつれは、彼が元凶。やぶれかぶれになって、問題を大きくしている。
但是，这个作品一连串的纠葛，他才是元凶。变的自暴自弃，使问题变得越来越大。
陸が愛音にちゃんと告白し、他の女の子と距離をおければ問題ないのに、それをしなかった。
陆如果好好向爱音告白和别的女孩子保持距离的话就不会发生问题了，但他却没有这么做。

先，先发这么多…太长了累哭了让我缓缓。

「うるさい馬鹿　こっちはお前に振り回されて　もうめちゃくちゃなんだよ」と陸はモノローグで語る。
“太啰嗦了笨蛋，我这边可是被你折腾的乱七八糟了”陆在内心独白里说着。
それを口にすればいいだけなのに。
愛音も香魚も、陸に振り回されて、めちゃくちゃなのだ。
只要把这些话用嘴说出来就好了。爱音也好香鱼也好，被陆折腾玩弄的已经乱七八糟了。
ただ、それでお互いを断罪できるほど、割り切れるほど、大人じゃない。
只是，这是如同在给对方断罪一般、想通一般、不像大人。
現時点での陸の、潔いくらいに自分勝手な行動には、ぎょっとさせられる。
在目前，对于陆的干脆果断的任性自私的行为来说、很让人揪心。
一途な女子2人の思い。どうしようもない陸の行動。心理描写とモノローグを多用し、少女漫画的技法で描かれている。
一心一意死心眼的两个女孩子的心意。无可救药的陆的行为。多用心理描写和独白并用少女漫画的方式描绘出来。
一方、事件がポンポン起きて、キャラクターがぐいぐい動く様子や、りなの「どんな男だって浮気するよ」というドライな感覚は、第三者視点の少年漫画的。
一方面，事件一个接着一个发生，角色们接连行动的姿态，里奈的“什么样的男性都是见异思迁的。”这样不讲情面的感觉，在第三者看来都如同少年漫画一般。
視点と価値観がシャッフルされ、読んでいて何が正しいかわからなくなる。
观点和价值观相碰撞，看了之后已经不知道什么是正确的了。
恋と身体が一致しないから、傷が生まれる
恋爱和身体并不一致（爱与性），伤口诞生了。
心の動きと、身体の行動がどんどんチグハグになっていく。
心灵的鼓动和身体的行动变的越来越不一致。
キャラクターの性に対しての価値観が、非常に軽い。
角色们对于性的价值观非常的奇怪。
愛音はキスだけでも苦しむが、陸は複数の好きでもない女性と寝る。
爱音就算是亲吻也很困扰，陆能和许多并不喜欢的女性上床。
香魚は陸に対し、お互いの嘘の共存のために身体を触れ合うことを許す。
香鱼对于陆来说是、为了使相互之间的谎言共存而允许身体的触碰。
みんな、自分を大切にしていない。
一斉に行われる、自傷行為だ。
大家都没有好好爱惜自己（认为自己很重要，重视自己），是一起进行的自我伤害行为。
１巻ラストで、3人の関係が、決定的にこじれて崩れていく様子が見えてくる。
在第一卷的最后，可以看到三个人之间的关系崩坏的情景（状态）
『青春、失格。』は、日本文芸社のWEBコミックサイト「ゴラクエッグ」に連載の場を移し、単行本のつづきは12月中に配信予定とのこと。
今後どこまで淀んでいくのか。
【青春、失格】是在日本文艺社的web漫画网站「ゴラクエッグ」上将连载地方转移、单行本的续集决定在十二月中进行。
救われてほしいとは思う。
想要被救赎。
それ以上に、全員が手に負えないほど傷を負うのが見てみたいとも、思う。
在此之上，想要看到每个人的手上所负担着自己所无法承受的的伤口。

日语自学翻译渣，大概看，别喷我

然而還是不知道下一話。。。