初恋
作者：龙辉
出处：モノクロな世界で
“君と一绪に 太阳の下を歩きたいな”
そう言ったのは 谁だっただろうか……
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｢ねぇ ア-ロニ-ロ｣
俺の自宫に来ているザエルアポロが 俺の名前を口にするのは 何度目だろう
决して 俺が无视をしている訳ではない
返事をすれば、“ううん、何でもない”と 研究を始めるのだ
人の宫に来てまで、研究するというのも どうかと思うが、いつもの事だ
もう惯れた
研究をしてようが、一绪にいれる事に 変わりはないからな
｢………ア-ロニ-ロ｣
｢……どうした？｣
俺が返事をすれば、また“何でもない”と言う
………そんな訳ないだろ？
いつものお前は……
强気なお前は 何処に言ったんだか………
ザエルアポロが この様子じゃ 俺の调子も狂う
｢何か…あったのか？｣
｢う、うん。何も无いよ｣
ザエルアポロは、一度 何か言いたそうに 口を开いたが また言叶を闭ざし 目を伏せた
｢………そうか｣
気になって仕方ない……
だが、ザエルアポロは何も言わない
俺も ザエルアポロに続き 目を伏せる
あぁ、この空気は苦手だ………
｢何か……不安な事でもあるなら、言ってくれ｣
心配なんだ、お前の事が
结局、その言叶は続けられず ごまかしてしまった
………俺も、どうかしているな
一人 苦笑いをしていると、ザエルアポロは小さく笑った
｢君は……优しすぎる｣
そんな事はない……ただ お前の様子が気になっただけで……
｢だから……时々 不安になる｣
ポッリ、ポッリと呟いて……
｢何故 泣くんだ？｣
｢泣いてないよ｣
｢嘘をつくな｣
そっと、目に溜まった涙を拭ってやる
すると、ザエルアポロは俺の手を掴んで また笑った
｢ほらね、优しいだろ？｣
そして、また 涙を流す
止まる事のない涙は ザエルアポロの頬を濡らして
｢………俺が优しいと言うのなら、お前も 优しいだろ……？｣
｢はは……そんな事はないよ｣
照れた様に笑ったかと思えば、今度は 真剣な目を向けた
｢ねぇ ア-ロニ-ロ……君は 仆の事、好き？｣
突然の言叶に惊いて 目を见开く
だが、考えるまでもない………答えは一つしかないんだから
だから、冷静に 真っ直ぐザエルアポロを见据えて答えた
｢好きだから 一绪にいるんだ｣