写出这篇文章的契机是两个月前重温剧场版时的意外发现：饼藏所在的电影研究社内墙上贴着的海报。

颇有些似曾相识是不是？没错，与剧场版海报背景中，还有TVED中出现的白色花朵非常相似。说来惭愧，之前或许是受弹幕影响，也有先入为主的原因，我一直认为ED中出现的白色小花是雏菊。因此在看到海报上出现的Margaret后我着实吃了一惊，去对比了一下雏菊和玛格丽特花的图片：

二者确实颇有些相似。再让我们看看ED中的图片：

尽管可以通过花瓣瓣数和与手的相对大小勉强判断出更像玛格丽特花，但还是无法确定。所以，我只能找寻最可靠的方法：工作人员访谈。为此我找到了BD第二卷小册子里出现的监督山田尚子关于ED的评论和监督山田与人设堀口的对谈，以及公式书中出现的监督评论。在BD小册子开头的导演评论中，我找到了答案：
“本来是想保密的，但是因为被评论者发现了所以说了，这个ED是电影研究会所属的饼藏以拍摄玉子和小绿为概念制作的影像。饼藏把对玉子的思念寄托在玛格丽特花上......饼藏应该能漂亮地拍出照耀着玉子的阳光吧。”
至此答案终于揭晓——ED中出现的白色花朵是玛格丽特花而非雏菊。因此在有关花语的部分，之前的一大票理解全都要推倒重来。有关于玛格丽特花，最有名的可能是这个故事：玛格丽特是一种可以预测恋爱的花朵。相传只要手持玛格丽特，当一片片摘下花瓣时，口中念着“喜欢、不喜欢、喜欢、不喜欢...”待数到最后一片时，就可以对恋情作出占卜。考虑到ED是饼藏拍摄的有关玉子的影像，玛格丽特花的出现就非常合理了。玛格丽特花的花语是暗恋，期待的爱、骄傲、满意、喜悦，其正如监督山田所说，寄托着饼藏对玉子那并未表露的恋情。

在有了对玛格丽特花的理解后，让我们来看ED中出现的几个画面：
在开头副歌即将结束时，一只蝴蝶停在了玛格丽特花上。这也许代表着饼藏对玉子的爱恋的开始。接下来是玛格丽特花的第二次重要出现：

在副歌即将再次出现，歌词到达“是否有朝一日会天各一方”时，蝴蝶飞离了花朵，紧接着的是玉子从花上揪下花瓣的动作：

若蝴蝶代表着饼藏，那蝴蝶在玉子伸手触及玛格丽特花之前离去，也许表示着饼藏对这段恋情的害羞，他不愿让玉子察觉到自己的感情。之后是副歌部分：

随着歌词“寻找之物总是近在咫尺”出现，那片被揪下的花瓣在空中飘荡，似乎在找寻着什么，而当歌词“你明明就知道我在寻找”出现后，画面变成了这样：


一片花瓣从反方向飞来，同时画面切到玉子手中的玛格丽特花上，花瓣已被揪下了第二片。在饼藏的心中，玉子是否也在寻觅着什么呢？这两句歌词应是反映了饼藏的心情吧，当第二片花瓣飘来时，是否代表着饼藏想要得到玉子的回应呢？玉子一片片揪下玛格丽特花的花瓣，与古时欧洲的少女何其相似。饼藏或许正是通过玉子的视角，来暗含自己暗恋着玉子同时又想得到回应的矛盾。一方面，饼藏代入了少女的视角，这与人设堀口悠纪子在访谈中透露的“饼藏有女性的特质”不谋而合（笑）；另一方面，玉子虽然唱出了歌词，配合着饼藏拍出了影像却浑然而不自知，这也非常符合动画里玉子的特点。

有关于玛格丽特花和花语的部分就到此为止。ED的访谈中还有很多非常有趣的部分，我会在其他地方放出，或许能指望一下别人帮我烤下肉呢（

另有一处我观察到觉得很有意思的地方：

在这里唱片逐渐化为月亮，与之相呼应逐渐出现的地球最后逐渐化为咖啡杯下的碟子。唱片与咖啡暂且不提，月亮和地球可是我们非常熟悉的，出现在剧场版中的两个意象。在剧场版中，饼藏就像月亮一样被玉子这个地球吸引在身边，却从不接近。此外，之前歌词中的“是否有朝一日会天各一方”也暗含了剧场版中的故事。因此，我们可以大致推测早在TV制作的时候，就已经有了剧场版企划的相关概念及布局。于细节中发掘制作时的趣闻轶事，也是一种乐趣。

最后来点暴论。我觉得饼藏拍摄这个ED的时间是在剧场版时间线之后的。原因我也不清楚，可能是直觉吧。总之，这个ED还是非常值得去品味的，毕竟就算只是歌也很好听呢。

有关ED的访谈汇总：
BD2小册子监督评论和监督人设对谈：

一共按顺序分为六个部分，其中各段文字提取如下：
1：本当は内緒にしておこうと思っていたんですが、コメンタり一でばれちゃったので言ってしまうと、このE Dは映画研究会に所属しているもち蔵がたまことみどりちゃん達を撮影したというコンセプトで作られた映像です。たまこへの思いをマ一ガレットにのせて。。。たまこを照らす日の光をきれいに演出できるのはもち蔵なんじゃないかなと思いまして。でも。もち蔵が意外と繊細な映像を作ったと言うところにまわりのスタッフはおどろきを隠せない様子でした(笑)。カン7-映画(井1の)を撮りたがる男の子らしさの裏側に、こんなやわらかな映像を好む志向もあるとは。でも、個人的には彼の性格を考えると結構しっくりくるなぁと思っています。
技術的には、ものすごくながいオ一バ一ラップでカっトをつないでいくということに挑戦してみました。カットとカットが重なった状態が長く続くので、実際の素材の尺が倍以上になりまして。これ、ちゃんと無駄なく使えるかなま。。とEDに携わったスタッ7の顔をおもいだしながら、内心ひやひやしてました。できあがった映像は、空気感と温度を感じられるすてきな思春期ム一ビ一のようでとても気に入っています。
2.<山田>さっそうと歩くたまこの足を追いかけるカット
なんか好き。すごく好き。たまこを追いかける気分になれるので
このカットを担当した原画さんを実際に追いかけるム一ビ一を取りつつ打ち合わせをしました。
<堀口>私もこの足のカットすごく好きなんです。初めてエンディングの完成を観たときにこのカットで最初にガ一ンとやられました。少女の細い足がカ強いリズムで歩いているのが何かイイ。
3.<山田>たまこの下半身をノ一ファインダ一で。カメラマン(もち蔵》ってば!というなんだか妙に生っぽいカメラアングルが気に入っています。たまこを堂々とは撮れないはずかしさから生まれたカットかと思っています。
<堀囗>これ見えるよなあ、と思いながら描いてました(笑)。確信犯ですか。
4.<山田>たまこが子供の頃から大切に集めているビ一ズとかビ一球から、やわらかく重なってくるピンク色の夕日を浴びているたまこ、ばらのア一チを歩いているたまこまでの流れが好きです。空気の色もとてもきれいで。ばらのア一チを歩いているたまこのカットは、アイレベルがたまこよりも高く設定されていて、カメラマンの存在を感じます。あまずっぱい気持ちでいっぱいになるシ一ンだなあと思っています。
<堀口>原画さんが描いてくださったビ一ズやらビ一玉がやたらと可愛くて、そのままよろしくしちゃいました(笑)。シ一ン一連、とにかく神秘的に仕上がっていて素敵です。ありがとうございます。
5.<山田>たまこがばっと口元を手で隠すときに、髪の毛も一緒に巻さ込んでしまうんですが、なんでしょう.。何度見ても胸がどきどきしてしまいます(笑)女の子ならではのあのやわらかさと言うか、なんというか。黒髪の少女が持つ、なにものにも汚されていないという底知れない魅力と魔力。自分がどれだけ逆立ちしても手に入らないものがそこにはあって、美しすぎて途方にくれてしまいます。少女への想いが溢れすぎて文章が気持ち悪くなってしまいました(笑)。すみません。
<堀ロ>逆光を美しく描くぞ一と気合いをいれて描きました。原画さんは男性の方ですが、女性のように繊細に描いてくださいました。女の子が口元を隠すしぐさ、すごく好きです。
6.<山田>学校で友だちとはしゃぎながら撮ったおもしろム一ビ一な感じがだいすきです。たぶんこの子達はこんな打ち合わせをしたんだろうなあとかいう想像が広がる感じで。なんか、女子高生の無敵感てありますよね。そういう雰囲気が出せればと思って入れたシ一ンです。
<堀囗> このシ一ン一 連で泣けてしまうのは私だけでしょうか。何故かわからないのですがここで泣けます。なぜ??
公式书监督评论：

文字提取：
監督コメント
このエンディングは映画研究会に所属しているもち蔵が撮ったプライベ一トフイルムというコンセプトで作りました。思春期の少年と少女の微妙な距離感のどきどきが溢れ出すような映像になるといいなあと思いまして。もち蔵という一人の恋する映画少年が見ている世界をのぞかせていただきました。
気をつけたことはカメラマンであるもち蔵と被写体であるたまこの間にある生っぼくてじれったい距離感です。あとは、二人の身長差を意識したカメラの高さですね。もち蔵がどれだけたまこを大切に思っているのかということが、どのカットからも滲み出しますように.と願いながら映像を組み立てていきました。もち蔵なら、きっと茶化したりせずに素直な映像を作ると思ったんです。表向きは照れ屋で、ちょっと素直じゃなかったリするもち蔵ですが、撮る映像には彼の優しさが濁らずに出るんじゃないかなと思うんです。将来、もち蔵が素敵な映像作家になりますように。

完

厉害了啊

三连