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【哈提设定集后日谈生肉分享】生日礼物

只看楼主收藏回复

收录在哈提篇的实体设定集里,二楼放日文原文。


IP属地:广东1楼2023-04-27 13:20回复
    秋の訪れは日本よりも大分早く、日ごと少しずっ冷たく、なっていく空気を肌で感じながら、この国で迎えた三度目の夏を見送る。
    そんな風に過ごしていた夏の終わりの日のこと。僕と教え子のハティは、アマルさんの家を訪れた。 玄関脇のボタンを押せば、遠くの方でキンコンとベルが鳴る。しばらく待てば、軽快にドアが開いて家の主がいつもの明るい顔を見せた。
    「やあ、コウタ、ハティ。いらっしゃい」
    「こんにちは、アマルさん」
    「お邪魔します」
    軽く挨拶を交わし合って、僕とハティは扉をくぐる。この家を離れてもう半年以上になるものの、「教育係」の所用やらで定期的に訪問していたから、懐かしいという感じはしない。むしろ「勝手知ったる」という感覚だった。
    「あっ、いらっしゃーい」
    アマルさんに連れられてリビングへ入ると、リンが満面の笑みで出迎えてくれた。変わることのない朗らかな笑顔に、ほっとした心地になる。
    隣のハティも、明るい声音で挨拶を返した。
    「えへヘー、今日は楽しんでってね! ブレゼントにおいしいごちそう、用意したからね! ハチ君の好きなシャケのお料理もいっぱいだよ」
    「ありがとう、嬉しいょ」
    揚々と話すリンに、ハティはやわらかい笑みを向ける。


    IP属地:广东2楼2023-04-27 13:22
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      ここのところ随分素直に感情表現をするようになったな、と思う。
      「わたしも頑張ってお料理作るの手伝ったんだよ。お腹いっぱい食べてってね」
      「え。あ、りが、とう」
      続く言葉を聞いた途端、唇の端を引きつらせ、ミミとツボをへたりと垂れたものの、ハティは何とか笑顔を保ちきっていた。そんな彼の様子を見て、僕は心の中で合掌した。
      ハティの好物ばかりで彩られた豪勢な料理をご馳走になり、たまに出てくるリンの「力作」に渋面を堪えっつも、ちそう楽しい食事の時間を過ごした。
      隣の家からやって来てくれたカルラさんも厨房で腕を振るい、出来立ての美味しい力作たちをどんどんと食卓へ送り出してきてくれた。
      食後にカルラさんから贈り物として振る舞われたケーキは、お城の形にデコレーションされたガトーショコラ。見た目も味も申し分ない出来栄えだった。
      祝いの歌を贈られながらケーキ·キャンドルを吹き消すハテイは、気恥ずかしそうにしながらもシッボをばたばたと振っていた。
      幸せなランチクイムを終え、今日のメインイベントを始め出したところで、玄関から呼び鈴が鳴った。
      「こんにちは。突然お邪魔してごめんなさい」
      出迎えに行ったアマルさんに連れられてリビングへ入ってきたのは、チミさんだった。彼女はハティの姿を認めると、小さく笑った。
      「どうしたんですか? アマルに何か用が?」
      「いいえ、貴方に用事があったのよ、ハティ」
      「ボク、ですか?」
      頷きを返すと、チミさんは手元のバッグから四角い包みを取り出した。
      「これ、貴方に。良かったら受け取って」
      「え……?」


      IP属地:广东3楼2023-04-27 13:22
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        目を丸くしながらおずおずと包みを受け取るハティを見て、チミさんははにかんだような表情を浮かべる。
        「アマルに聞いたのよ、今日のパーティのこと。それで、私も贈り物をと思って。アマルに預けてすぐお暇するつもりだったのだけれど……」
        「水臭いこと言わないでおくれよ、チミ。ちょうどプレゼントの時間だったんだ。せっかくだから一緒にお祝いしていとまいってよ」
        「主賓のお許しがいただけるのなら」
        横髪を掻き上げながら、チミさんはハテイへ視線を送る。
        それを受けて、ハティは「勿論」と首肯を返した。
        「これ、開けてみてもいいですか?」
        「ええ。気に入ってもらえると嬉しいのだけれど」
        ハティがチミさんから受け取ったプレゼントの包装を丁寧にぺりべりと剥がしていく。ゆっくりとしたその動作に、チミさんはそわそわとシッボを揺らしながら、側のテーブルに視線を落とした。
        テーブルの上には既に開けられたプレゼントが三つ、並んでいる。
        「皆は何をブレゼントしたのかしら?」
        チミさんが隣にいるリンに問いかける。リンは胸を張って、自信満々に答えた。
        「わたしはねー、積み木!」
        「これ、積み木なの?」
        チミさんが目を丸くしたのも無理はない。リンのプレゼントの箱には、細長い木の板を組み合わせて作られたキリンや車の写真が載っている。僕たちのよく知る、四角や三角のブロックでできた子供向けの玩具とは全く違っていた。
        「大人も遊べる積み木なんだって! 建物とか乗り物とか動物とか、いろんなものが作れるんだよ」
        「ふうん、すごいのね。長く遊べそうでいいわね」
        ブレゼントを褒められて、リンは得意げな笑みをこぼした。
        「アマルたちのブレゼントは?」
        続けて尋ねてくるチミさんに、アマルさんと僕は答えを返す。
        「ぼくのはクラフトバズルだよ。紙製の立体パズルになっていてね、組み立てるとルーヴル美術館が出来上がるんだてさ」
        「僕が贈ったのは、工作絵本です。作中の絵が切り絵でできていて、物語だけじゃなく付録の紙を使って切り絵を楽しむことも出来るんですよ」
        チミさんは僕とアマルさんのブレゼントにも「素敵ね」と感想をくれた。
        「それにしても……三人ともどういう観点で贈り物を選んだのかしら。随分と統一性がないように思えるけと」
        「ああ、それは」
        ふと疑問を口にするチミさんに、僕は相槌を返しながら言った。
        「ハティはものを組み立てるのが好きなんですよ。だから皆、組み立てられるものを選んだんです」
        「組み立て?—―ああ、成程ね」
        得心が行った様子でチミさんはこくりと頷き、それからぼつりと呟いた。


        IP属地:广东4楼2023-04-27 13:23
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          「私も何か、組み立てられるものにするべきだったかしら」
          頬に手を当て首を傾げるチミさん。
          「そんなことはないですよ」
          そんな彼女に、ようやく開封したブレゼントを胸の前に掲げながら、ハティは語りかけた。
          「ボクは推理を組み立てるのも、好きですから」
          ハティの手の中にある分厚い本。それは、ここのところ彼がよく図書館で借りている推理小説の最新作だった。
          「そう、それなら良かったわ。読み終わったら是非感想を聞かせてね」
          ハティの言葉に、チミさんは頬を緩ませる。
          そうして僕たちは、あらためて祝いの言葉をハティに贈った。
          『お誕生日おめでとう、ハティ』
          「…そう言えば、どうしてとのブレゼントも同じものが二つずっあるの?」
          「あー、それねー! ハチくんのおねえ――もがむ」
          ふと、疑問をつぶやいたチミさんに反応して、リンが口を滑らせかける。
          すんでのところで物理的に彼女の口を塞いだアマルさんさんが、慌てて捲し立てた。
          「えーとほら! 観賞用と布教用ってヤツ! ハティのヤツ、こう見えて自分の好きなものの布教には熱心でね!だから皆、同じものを二つずっブレゼントしたというワケさ!」
          「熱心な布教者」の称号を捏造されてしまったハティが不服そうに目を見開いたが、他に上手い言い訳も思いっかなかったのかそのまま口を噤んだ。
          「あら、そうだったの。分かるわ。私も気に入った本は観賞用と保存用と布教用の三冊は買うことにしているもの」
          「えっ」
          「そういうことなら、さっき贈った本ももう一冊持ってるから、私からも二つブレゼントさせてもらうわね。しっかりと布教して頂戴」
          「あ、……ありがとうございます」
          チミさんの意外な一面を垣間見た瞬間だった。
          ともあれ。
          きっと「彼女」も喜んでくれることだろう。
          ハティはチミさんからの贈り物を、気圧されつつも謹んで受け取ったのだった。


          IP属地:广东5楼2023-04-27 13:23
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            完结。
            故事大概是哈提的生日大家都给他送礼物这件事,是一个温馨的日常。具体内容可以直接用有道机翻,意思都是差不多的,没有什么难懂的句子。


            IP属地:广东6楼2023-04-27 13:25
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              楼中楼过长无法输入,帮楼主把翻译贴在下面:这里秋天的到来比日本早很多,每天都有点冷,我一边感受着这里的秋天的气氛,一边送别我在这个国家度过的第三个夏天。
              夏天结束的日子里,我和学生哈提拜访了亚玛尔先生的家。按下玄关旁边的按钮,远处就会响起阵阵的金属铃声。等了一会儿,门轻轻地打开了,房主露出了一如既往的爽朗的笑容。
              “嗨,幸歌,哈提,欢迎光临。”
              “你好,亚玛尔。”
              “打扰了。”
              轻轻地互相打过招呼,我和哈提穿过门。虽然离开这个家已经半年多了,但还是因为“教育者”的事情而定期回归,所以没有怀念的感觉。倒不如说是“随便转转”的感觉。
              “啊,欢迎光临。”
              被亚玛尔带进客厅时,麟满脸笑容地迎接着我,面对她始终如一的开朗的笑靥,我松了一口气。
              旁边的哈提也用响亮的声音回了招呼。
              “诶,嘿嘿,今天要好好享受哦!我准备了布雷森特的美味佳肴哦!蜜蜂喜欢的鲑鱼料理也很多哦。”麟说
              “谢谢,我很高兴。”
              哈提对着高谈阔论的麟露出了柔和的笑容。


              IP属地:甘肃来自iPhone客户端7楼2023-04-27 13:54
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                我觉得哈提最近表达感情时变得更坦率了。
                “我也努力帮忙做饭了哦,好好享用吧!”麟说道
                「咦?啊,谢谢。」哈提回应道
                一听到这话,哈提就撇起嘴,垂下了耳朵,但总算保持住了笑容,看着他的样子,我在心中暗暗鼓掌。(狼崽子有进步,知道哄姐姐了)
                这一桌都是哈提喜欢的菜,格外丰盛,(哈提)对偶尔出现的麟的“力作”露出隐忍苦涩的表情,我们度过了一段愉快的午餐时光。
                从邻居家来的卡尔拉也在厨房里大显身手,不断地把刚做好的美味佳肴送到餐桌上。
                饭后卡尔拉先生招待了装饰成城堡形状的巧克力蛋糕给我们作为礼物,外观和味道都是无可挑剔的。
                哈提一边被唱着生日歌,一边吹灭了蛋糕蜡烛,虽然看起来很害羞,但他还是啪嗒啪嗒地摇着尾巴。
                结束了幸福的午餐时间,我们刚要开始今天庆生会的主要活动,门铃就响了。
                “你好,很抱歉突然打扰你。”
                被去迎接的亚玛尔带进客厅的是七弥,她看到哈提,微微一笑。
                “怎么了?你找亚玛尔有什么事吗?”
                “不,我是找你有事,哈提。”
                “啊,我吗?”
                七弥点了点头,从手提袋里拿出了一个方形的包。
                “这个给你。如果可以的话就请收下吧。”
                「咦……?」
                (哦?译者惊喜


                IP属地:甘肃来自iPhone客户端9楼2023-04-27 14:07
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                  IP属地:江苏来自Android客户端10楼2023-04-27 14:08
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                    看着瞪大眼睛、羞怯地接过包裹的哈提,七弥露出了同样腼腆羞涩的表情。
                    “我问过亚玛尔今天生日会的事,所以我想送你一个生日礼物……我……我本来打算把礼物直接交给亚玛尔,寄存在亚玛尔家,再让她给你……”
                    “不要说些见外的话啦,七弥,现在正好是交换礼物的时间。难得来一次,我想和你一起庆祝。”
                    “如果主宾允许的话……”
                    七弥一边撩起侧发,一边将视线转向哈提。
                    对此,哈提回以“当然”的首肯。
                    “这个,我可以打开看看吗?”
                    “嗯嗯,如果你喜欢的话我会很高兴的。”
                    哈提小心翼翼地把七弥的礼物的包装撕下来。对于那缓慢的动作,七弥忐忑不安地摇起了尾巴,视线落在了旁边的桌子上。
                    桌子上摆着三个已经打开的礼物。
                    “大家都买了什么呀?”
                    七弥问旁边的麟,麟挺起胸膛,自信满满地回答。
                    “我呢,送的是积木哦!”
                    “这……这是积木吗?”
                    七弥睁大了眼睛,麟的礼物盒上有一张由细长木板组合而成的长颈鹿和汽车的平面模型,和我们所熟知的用四角和三角块做成的,给孩子玩的立体积木完全不同。
                    “据说是大人也能玩的积木哦!建筑物、交通工具、动物等,它能做各种各样厉害的东西!”麟说
                    “嗯,好厉害啊,看起来能玩很久!”
                    被七弥表扬了,麟随即露出了得意的笑容。
                    “那亚玛尔和别人送的礼物呢?”
                    亚玛尔和我回答了继续提问的七弥。
                    “我的是纸制的立体拼图,组装起来就能做出卢浮宫美术馆。”
                    “我送的是我画的绘本,作品中的画是用剪纸做成的,不仅可以欣赏故事,还可以用附录中的纸做剪纸。”(幸歌的礼物创意和细节拉满啊
                    七弥也夸了我和亚玛尔的礼物。
                    “即便如此……你们仨都是以怎样的观点来选择礼物的呢?我看不出来有什么统一性哎。”
                    “啊,这个……”
                    我一边随声附和一边对突然说出疑问的七弥说。
                    “哈蒂喜欢组装东西,所以大家都选择了能组装的东西。”
                    “组装?—啊,是这样啊。”
                    七弥得意地点了点头,然后嘟囔着。


                    IP属地:甘肃来自iPhone客户端11楼2023-04-27 14:24
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                      “我也应该送些能组装的东西吗?”七弥把手托在脸颊上,歪着头说(七弥标准姿势.jpg)
                      “没有的事啦!”
                      对这样的她,哈提一边在胸前挂上终于拆开包装的手镯(?)一边说。
                      “我也喜欢搞侦探推理那些。”
                      哈提拿起厚厚的一本书,那是最近他经常在图书馆借的推理小说的最新续作。
                      “是的,那太好了。看完后一定要让我听听你的感想。”
                      听了哈提的话,七弥的神情放松了下来。
                      于是,我们再次祝贺起了他
                      “生日快乐,哈提!”
                      “……这么说来,为什么会有两个同样的东西?”
                      “啊,那个!那是小蜜蜂的姐姐——桃子!”(麟说的话就是这么难翻译啊
                      突然,在表示疑问的七弥面前,麟说漏了嘴。
                      就在这时,亚玛尔站了起来,用物理方法堵住了她的嘴。
                      “你看,这俩是分别用来看和用来给人推荐的嘛!哈提他啊,就是这样,喜欢把自己喜欢的东西推荐给别人啦!所以我们把两个一样的东西一起送给他,他自己看的时候用一个,另一个拿出去给人安利的时候用噻!”
                      被捏造了“热心的推荐官”的称号的哈提不服地瞪大了眼睛,不过,也没有其他好的辩解了,所以他并没说什么。”
                      “啊,原来是这样。我知道。我买书也是买自己阅读用、收藏用和给人推荐时用的三本。”
                      “啊?”
                      “这样的话,刚才送你的书我已经有一本了,我也要买两本。请好好给别人推荐它!”
                      “啊……啊……谢谢。”
                      这是窥见七弥意外一面的瞬间。
                      不管怎么说,
                      “她”一定也会感到高兴的吧。
                      哈提最终收下了七弥的礼物。


                      IP属地:甘肃来自iPhone客户端12楼2023-04-27 14:43
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                        好有趣,感谢二位!


                        IP属地:浙江来自Android客户端13楼2023-05-06 11:52
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                          有一说一我觉得哈提也应该幸歌一件礼物


                          IP属地:广西来自Android客户端15楼2023-12-18 20:50
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